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新商品もちの木はちみつ

『もちの木はちみつ』新登場

九州地方では知名度、味の評価の両方でポピュラーな蜂蜜がもちの木(モチノキ)はちみつです。

昔から九州地方で蜂蜜といえば、レンゲでしたが、レンゲがなかなか採れなくなった中、もちの木を主に採蜜している養蜂家さんが多いです。

こちらはもちの木(モチノキ)として単花蜜として採蜜していますが、百花蜜(みつばちが山の様々な花の蜜を集めている蜂蜜)として採蜜しているものにももちの木の蜜は含まれます。

気候や環境が変わり、蜜をふきにくくなっている現在の中で、このモチノキは養蜂家にとってとてもありがたい貴重な蜜源です。

そもそももちの木とは、モチノキ科モチノキ属の植物で、種類もたくさんありますが、一番知られているのが『クロガネモチ』です。庭木として人気が高い『ソヨゴ』もモチノキで蜜蜂も大好きな蜜源植物です。縁起物の木なので昔の家によく植えてあり、特にクロガネモチは大きくなりすぎて大変なこともあるようです。赤い実に鳥がよく来ます。

はちみつの味としては、口の中全体に拡がる甘さに花の香りがあり、木の花らしい深いコクがあります。甘味がジーンとしみわたり、持続的な風味を感じます。はちみつらしい味です。

使い方を選ばないバランスがあり、パン、ヨーグルト、チーズ、料理すべてに対応してくれる味で、はちみつのみでなめてもとても美味しいです。

佐賀県の中央にある『多久市』で採蜜されました。山に囲まれる盆地で自然豊かな場所で採れた『もちの木はちみつ』是非ご堪能ください。